子どもたちに「朝の力」を~就学時健診での校長挨拶
2024年10月23日 16時30分足元の悪い中、就学時健康診断においでいただきありがとうございました。今日から二十四節気の「霜降(そうこう)」に入ったとのことで、朝晩は少し冷え込むようになりましたね。皆様は季節の変わり目、お体大丈夫でしょうか。そして、ここまでの子育てについても本当にお疲れ様です。私にはとうに成人を過ぎた2人の娘がおりますが、子育ては苦労の連続で、今でも心配の種は尽きないというのが実感です。ぜひ4月からは、そういった保護者の皆様の悩みも私たちは共有できたらいいなと考えています。
さて、本日の就学時健康診断は、学校保健安全法という法律で定められた、入学前にお子さんの健康状態について知る上で大切なものであります。学校医の先生方に御尽力をいただき、進めてまいります。もし“治療のすすめ”を受け取られたら、早めに病院にかかって治すようお願いします。
ここで学校のこともお話ししたいところですが、学級数も1学級か2学級かはっきりしない状況でして、入学説明会の折にはもう少しはっきり言えるかなと思います。ただしはっきりと申し上げられるのは、本校は「チーム担任制」と言いまして学級担任だけでなく、多くの教員の目で子どもたちを見ていく体制を取っておりますのでその点は安心していただければと思います。
今の時点で、保護者の皆様にお願いしたいこととして、子どもたちに「朝の力」をしっかりつけておいてほしいということです。「朝早く起きる」「朝ごはんをしっかり食べる」「朝の挨拶をしっかりする」ことの3つです。生活習慣をしっかり整えて、学校でしっかり活動できる素地を作っていただくことに加え、人とかかわる上での潤滑油にもなる「あいさつ」を自分からできる子どもになるよう、保護者の皆様に意識をもっていただけると嬉しいです。
さあ、あと5ヶ月余りでお子さんも小学生となります。お子さんにとっての何よりの薬は、お父さんやお母さんの笑顔です。もしも今後入学に当たって,成長・健康に関することや学校生活について心配なことがありましたら,何でもけっこうですのでお気軽にご相談ください。以上、就学時健康診断における私の挨拶とさせていただきます。