2学期終業式のお話~こんな子になってほしい
2023年12月22日 11時28分さて、今日で81日間登校した2学期も最終日となりました。只今は、3人の代表の子たちの発表を聴き、それぞれが本当に頑張り、成長を感じることができたんだなと嬉しい気持ちになりました。
この2学期は、運動会や持久走大会をはじめ、6年生の修学旅行、5年生の観音山宿泊体験学習、それぞれの学年でもさまざまな校外学習や体験学習が行われました。きっと今回、発表した以外の皆さんもそれぞれに充実した2学期になったのではないかなと思います。
さて、今更ですが、私たちは皆さんに「こんな子になってほしい」という理想の姿を持っていますがそのことを知っていますか。それは、校門の前の看板にも書いてありますが、「ゆめに向かい 本気で取り組む 田原っ子」という言葉で表されています(聴いたことがある人を挙手させる)。
夢と言っても「将来、プロ野球選手になる」みたいな夢でなくていいのです。「明日、こんなことをしたい」「こんなことができるようになりたい」「こんな人になりたい」みたいなことを「夢」と呼んでいます。先程の3人の発表の中にもそういった「夢」に向かって本気で一生懸命頑張ったということがよく出ていましたね。
一方、「本気」という言葉にも意味を込めています。本気で取り組むと言えば、「熱中する」とか「一生懸命」のような言葉が連想されると思うのですが、私たちはそれだけにとどまらず、うまくいかない、思ったようにできなかったときに、簡単に諦めてしまうのではなく、自分で「どうしよう」と考えたり、友達や先生と話し合ったりするなどして再挑戦する姿を皆さんに求めています。
どうですか。例えば、朝起きたときに「今日は学校に行って昨日できなかった〇〇をできるようになろう」とか「昨日喧嘩しちゃった〇〇ちゃんと仲直りしよう」みたいな「めあて」をもって登校できると楽しいし、寝るときには「今日もよくがんばったな」と自分のことを精一杯ほめてあげるといいですよね。
これから17日間の冬休みが始まりますが、今言ったように、毎朝起きたときには頭の中に目当てを立てる、寝るときには頑張った自分をほめることをやってみてください。そして、そして、1月9日には全員そろって笑顔を見せてください。
以上で終業式のお話を終わります。