本校のチーム担任制では、複数の教員で子どもたちを指導し、「広くて深い」児童理解を目指しています。そのひとつとして、道徳の担当チェンジがあります。低学年チームと高学年チームがそれぞれ同じ時間割で道徳の時間を設定しています。チーム情報共有会で道徳の時間の担当や内容、学級の様子を話し合い、道徳の時間をとおして、子どもの広くて深い児童指導につなげようと努めています。教員からは、「国語や算数などの教科とは違った子どもの反応があり、日常生活で関わり合いが持ちやすくなった」。子どもたちからは、「たくさんの先生とお話ができるようになった」と好評なものとなっています。以下の写真では、3年部の職員が1・2年生、6年担任が4年生、4年生担任が6年生の道徳授業を行っている様子です。
11月14日は、学校保健委員会を実施しました。今年度は第一学院高等学校顧問の山口権治氏を講師に迎え、ピアサポート講座の説明を聞いたり、実際に体験をしたりしました。
具体的には「メディエーション」について知り、対話を通して相手の気持ちを理解し、共通点を見出して合意形成をしていくことを学びました。
参加者からは、「これまで話を聞くとき、しっかり聞いていたように思いますが、・・・話す順番を決めたり、話をさえぎらずに聞いたりすることを心掛けて対応していこうと思いました。」「ピアサポートという言葉は今年度初めて耳にし、子どもたちが学校でどんなことをしているのだろうと気になっていました。我が子も職場の子も、私の感情や思考が入ってしまうので、一息ついて対応できたらなと思いました。」など、子どもたちが取り組んでいる活動に理解をしてもらうと同時に、自分の経験を振り返りながら今後に生かしていきたいという声がありました。
11月14日は、磐田市教育長によるチーム担任制の視察がありました。
授業参観では、教科担任制の中で展開をしている1年算数の少人数指導、3年1組・2組合同体育授業、あとは、山口先生を講師にお迎えして実施している4年生のピアサポート講座をみていただきました。本校が実施している特色のある活動や授業形態を見ていただく中で、子どものよい表われを見てもらいました。
さらに校長からはチーム担任制の理念や具体的な取り組みを説明し、今後の発展につながっていくよう伝えていくことができました。
読み聞かせボランティアの方による読み聞かせがありました。
読み聞かせは子どもたちが楽しみにしている活動のひとつです。
学年の子供たちに合わせた本や季節に合わせた本など、いつも選書にも工夫をしてもらっています。
いつもありがとうございます。