学校日誌

田原っ子のみなさんへ(その7)

2020年5月11日 08時31分
第7回は6年1組担任の井浪先生です。
 田原っ子のみなさん、元気に過ごしていますか。

井浪先生は、「今年はあれをやろう。・これをやろう。」とみなさんと過ごす楽しい学校生活を描いていたのですが、できなくてとても残念に思っています。でも、こんな時だからこそ、色々前向きに考えることにしています。

学校の桜は、4月とは違った緑の葉を美しく茂らせています。周りの山々もまさに「山笑う」景色を楽しませてくれています。そして、先日は満月が美しく輝いていました。こうして、日常の何気ないことに目を向けて、心を動かし、感動する、そんな喜びを日々感じています。少し長くなりますが、相田みつをさんの詩を紹介します。

  

  道     みつを

長い人生にはなあ

どんなに避けようとしても

どうしても通らなければ

ならぬ道―

てものがあるんだな

 

そんなときは その道を

黙って歩くことだな

愚痴や弱音を吐かないでな

黙って歩くんだよ

ただ黙ってー

涙なんか見せちゃダメだぜ!!

 

そしてなあ その時なんだよ

人間としての いのちの根が

ふかくなるのは・・・・・

 
 
今は、さけて通れない時です。みなさんの根も深くなっている時です。お互いに、いのちの根をしっかり張っていきましょうね。みなさんと会える日を楽しみにしています。