広島平和式典参加報告会
2023年9月14日 18時34分リモートを使って、各教室に伝えました。
【報告の内容】
僕は広島の原爆による被害について授業で学んだくらいで、それ以上よく知りませんでした。しかし、「現地に行き、戦争のひどささについて直接学びたい。そして、現地で見聞きしたことを学校で共有し、平和への思いをつないでいきたい。」という思いから、広島平和記念式典への参加を希望しました。この写真は、広島へ行くメンバーで初めて集まったときの写真です。
平和祈念式典の日程は二日間あり、一日目は安田女史高校と原爆資料館などを見学しました。原爆資料館では、原爆が投下される前後での広島の街や、原爆を受けた人々の様子が展示されていました。原爆により一瞬で街や人々が消えました。遠くにいた人も爆風や熱により体中にガラスが刺さったり、皮膚がただれたりしました。また、川には大勢の人が川に集まったそうです。原爆による熱から逃げるためです。そのため、川には血だらけになった多くの死体が浮かびました。とても衝撃的でした。安田女子高等学校では、原爆の被害を受けた桜の木を見ました。桜の木の寿命は六十年から八十年といわれ、当時の桜はほとんど枯れてしまったため、現在も残るこの桜は、貴重なものだそうです。写真のように、僕たちは、桜の木の前で写真を撮りました。そのため、全国の学校などに苗木を送り、被爆桜の命を後世に伝えていく活動がされています。かぶと塚公園にもあるので、ぜひ見に行ってみてください。
二日目に平和祈念式典に参加しました。高学年で作った千羽鶴は、僕が責任もって広島へもっていきました。広島平和式典の中で、六年生の児童代表の人が「自分たちにもできることがあります。身近にある平和をつなぐために、誰もが平和だと思える未来をつくっていきます。」と言っていたことが心に残りました。戦争による悲しいことが起きるのを防ぐために僕たちは、何ができるのでしょうか。
自分は何ができるか考えることも、平和に向けた大切な一歩だと考えます。僕も、自分が平和のためにできることを自分の言葉や行動で示していきます。あなたたちには何ができますか?考えてみてください。